2025年9月18日にアマゾンの招待販売に当選し、switch2を定価で買うことが出来ました。
8月末頃に招待販売に応募し、ダメ元だったのでとても驚き、嬉しかったです。ネットの参考情報によると、倍率はおよそ100倍だそうです。
10/4に届いた実機は、まず初期セットアップがとてもシンプルで、この辺はps5と類似しているなと。どちらも紙の説明書がなく、箱に直接書かれていたり、なんとなくで接続まで持って行けちゃう感じ。ゲームという先鋭的な娯楽を安くない価格で購入する人はデジタルには慣れていて、そんな君たちにはわざわざ紙の説明書なんていらないでしょ、という作り手側のメッセージを感じます。
実際に起動してみたところ、自分は前作のswitchを持ってなかったので、どれくらい処理速度が上がっているかなどは比較できませんが、映像のヌルヌル感に関してはPS5に引けを取らない、というか勝ってるまであると思いました。PS5は微細なグラフィックは得意なんですけど、全体的な空間としての描画は苦手なのかなーという印象。switch2のほうが画面全体の奥行きが感じられるというか、球体的な広がりを写せている印象です。この点はGPUがかなりよくなってるんじゃないでしょうか。
せっかくなので遊んでみようってことで、ソフトを2本買いました。
「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」と「ゼルダの伝説 Tears of the kingdom」です。
どちらもswitchが買えたらやりたいと思っていたソフトで、ニンテンドーカタログチケットという、対象のダウンロードソフト2本で9980円というお得なチケットがあったのでそれで購入しました。このカタログチケットを買うにはニンテンドーオンラインに加入する必要があって、最安月額300円程度で加入でき、そしたらチケットが購入できます。安く買いたいならオンラインサービス一回は試せよ、という任天堂の考えですね。
で、いざプレイしてみた2本ですが、これがまあ難しい。自分は任天堂のテレビハードは小学生の頃のWii以来なので実に10年以上ぶりということになるんですが、ゲームってこんなに難しかったっけ、というハードルの高さ。誘導の少なさや死に要素など、とにかく自由な分やって覚える、みたいな要素が多いように感じました。まあ小学生の当時は最初から何のプライドもなく攻略本と一緒に進めてたから、簡単に感じてただけかもしれませんが、それでも今の小学生は本当にこんなゲームを楽しんでプレイできているのか?という疑念を抱かずにはいられません。
やりこみ要素が多いのは前提として、そこに一定の思考力が求められていて、自分みたいなごり押しの脳筋プレイヤーには苦戦を強いられます(;^_^A
社会人やりながらというのもあるかもですが、昔ほど熱中はできず、いまだ進行度でいうと5〜10%くらいだと思われます。
逆に言えば長く楽しめるから良いんですけどね。
本体の変更点でいえば、グルチャ用のマイクが標準搭載されたことでしょうか。他にもカメラで互いの顔を見ながらみんなでゲームを楽しめたりと、ここら辺任天堂はSIEとは考えが全然違いますね。あくまでゲームというコンテンツを通して「みんなで楽しむための手段の提供」という任天堂と、ゲームとしてのクオリティに拘るSIE。両社の異なる企業姿勢が面白いですね。
余談ですが、自分はほんとに小口ながら任天堂の株主でして、それで株主として実機レビューをしたかったのも購入を決めた理由だったりします。この記事を書いてる2025年10/8(水)時点で任天堂の株価は一株当たり12,845円。
自分は2023年の6月ごろから保有してまして、その時は一株当たり7692円で買ってますので、1.6倍くらい。その前にちきって売ったりしてた時は6000円台後半だった記憶がありますので、約2倍くらいにはなってますね。当時からswitch2の発売は確定してたので、これほど確実な判断材料はないと思って買ったんですが、当時は意外と買う人もいなく、みんな案外ニュースとか周りの動きとかでようやく意識し始めるんだなあと思ったのを覚えています。株主という存在が少ない証拠ですね。
自分は売らずにあと5年、なんなら10年くらいは最低でも持ち続けるつもりです。ここで売ってもはした金ですし、それよりも今の任天堂株は最高の実験材料ですから、このまま時世に合わせてどのように変化するか見ものです。
個人的な見解としては、残念ながら任天堂は今後衰退していくと思ってます。勿論、すぐになくなるような企業ではないですし、まして完全に消えるなんてこともないでしょう。ただ、ゲーム市場ってそもそも小さいし、メインターゲットはやっぱ未成年なんですよね。少子化日本では今後、市場の縮小は目に見えてますし、どうやっても厳しくなるかなと思います。ゲーム市場の目的財産は、プレイヤーのゲームに費やせる可処分時間ですから、人の数が減れば比例して減りますし。あと、やっぱりオールドタイトルに頼りすぎ感は否めません。人気どころのゼルダ、カービィ、ポケモンとかも、ずっと続いてはいるけど、真新しさは日増しに薄れていきますよね。あと一番は任天堂もSIEも、言ってしまえばハード自体にはそれほど価値はないってことです。ハードはあくまでも手段で、目的はソフトですから、やっぱり面白いソフトありき、そこの開発力が落ちてたらどれだけハードが進化しても意味がない。
そういう意味では、任天堂もSIEも運命共同体で、そこにふさがる仮想敵はやっぱりAIですよね。飛躍的に発展したAIの普及によって、エンタメはおろか日常にまで食い込んでいる現状には驚かされますが、これからもっと、今の想像も追い付かない新たなコンテンツが現れるでしょうし、何より恐ろしいのはそのコストが圧倒的に低いことです。ドーパミンを放出する新たな刺激は、目の前の快楽に群がる人間の欲望を満たすべく、無限にコンテンツを生み出し続けるでしょうし、それも今のハードより高性能、安価で簡単に生成できてしまう時代になってますから。旧式のステレオタイプなゲームという娯楽がいつ遺物になるか、という段階まで来てしまってる気がします。その時に本当の意味で笑えるのは誰なのか。大衆は集団の方向性を自らの意志と誤認しますから、広義のゲームという娯楽がなくなる事はないでしょう。ただそれが本当の意味で楽しんでいるのか、AIによってドーパミンを操られているのか。もし後者なら、さながらターミネーターのスカイネットばりの存在ですね。
そんな現状も、未来も、一個人には見守ることしかできません。ただ一つ間違いないのは、人の意志だけは最後まで残り続けるということです。それを希望と呼ぶのかもしれませんね。
最後に、任天堂の元社長、故、岩田聡氏の言葉を引用して、本記事を終わります。
「私たち娯楽産業のミッションは、いかに人を驚かせるかですが、いくらマーケットリサーチをやっても、そこに答えはありません、自分たちで考えるほかないのです」
Peace out.